「エンバンメイズ」というマンガを紹介します。
ダーツギャンブルをテーマにした異色のダーツマンガです。
当初は月刊誌good!アフタヌーンで連載していたのですが、現在は無料マンガアプリの「マンガボックス」に移行しています。
単行本は2016年8月現在で現在5巻まで発売しています。
・ストーリー
裏社会のダーツ賭博で活躍するダーツプレイヤー烏丸 徨(からすま こう)と、ダーツプレイヤーを育成する謎の組織の暗躍とその影を追う烏丸の前に立ちはだかる個性豊かなダーツプレイヤーたちとの対戦していく。
出典:Wikipediaより
・見所
主人公の烏丸徨は圧倒的なダーツの実力を持っています。
狙ったところに当てるのは当たり前、そして時には数ミリという的に当てることさえできます。
そして毎回烏丸と対戦するプレーヤーも相当の実力者。同じく狙った的を外さことは有り得ない世界。
つまり、普通のダーツのゲームをしていてはお互いに外さず、ゲームが終了しなくなってしまいます。
なので、毎回趣向を凝らしたルールでのゲームが展開されます。独特のルールの中での騙し合い、裏のかき合いはヤングジャンプの「嘘喰い」を彷彿とさせます。
僕は「嘘喰い」が大好きですが、このマンガも見事にハマりました。ちなみに同じく「嘘喰い」信者の兄にも薦めたら兄もハマりました。
しかしながら、最初のゲーム神谷戦はどちらかがミスするまでのカウントアップがルールでした。
先にも書いた通りお互い外すことはなく14時間以上もゲームは続きます。果たしてこの局面を烏丸はどう乗りきるのかがこのゲームの鍵です。
・キャラクター
主要キャラは何人かいますが、どのキャラも個性的です。敵味方問わずまともな人がいません。
特にダーツ賭博の元締めの1人ヤクザの若頭でもある絹守一馬(きぬもりかずま)がとても良いキャラです。烏丸に目をかけていますが、味方ではなくあくまでもビジネスパートナーとしての関係性がいいですね。
敵キャラも軒並みぶっ飛んでおり、基本的にはろくな人間が出て来ません。
1巻のラストでは主人公烏丸徨の過去にも焦点が当たります。
烏丸はダーツプレーヤーを養成する施設にいたと分かります。残酷な描写がなければ、ダーツプレーヤーを養成するところなんてコロコロコミックみたいだな。
というわけでまだコミックでも5巻しか出てないですし、多少残酷な描写はあっても、嘘喰いほどエグくもないです。
ゲームのルールも複雑極まりないということもないし、そんなに引き延ばしもないので読みやすいと思います。
ちなみにマンガボックスで週間連載してますが、月刊誌のページ数を週間に分けて連載してるイメージなので、単行本のペースは半年に一度くらいの月刊誌ペースです。
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