2016年7月28日木曜日

波留主演「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」のドラマが面白い。原作ファンの感想






波瑠主演のドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」が面白いです。


現在2話で、これから3話まで放送しましたね
3話はまだ途中までしか見れてないのですが、原作の二作目『CUT』の話が主のようです。








・あらすじ



藤堂比奈子は警察学校を優秀な成績で卒業した新人警察官。一見明るく真面目な態度で勤務する彼女だが、心に深い闇を持っており興味の対象は殺人犯の人を殺害する心の"スイッチ"は何かと言う疑問を解明する事。 個性豊かなメンバーと共に捜査をしていく内に、様々な性格を持った猟奇的犯罪者と対峙していく事で、彼女の抱く疑問の答えは見つかるのか?



・原作との相違



僕は去年原作にドハマりしまして。
何も知らずに読み始めたので、一作目の中盤までミステリーなのか、超常的な話のホラーなのか分からないままでした。結果ミステリーだったけど。

原作との相違点もいくつかあります。

まず舞台。

原作では八王子西署という設定(八王子西署は実在しない)なのが、警視庁に変更されている。
八王子住まいとしては、この点は残念。
1話の舞台が八王子ではあったが。

そして、東海林。だいぶ原作と違う性格に。こんな無謀で暴力キャラになるとは。原作だと結構軽いキャラだよね。 横山裕のキャラ立たせるためだろう。



・藤堂比奈子



そして主人公の藤堂比奈子。
原作に比べると事件、というより犯人に対して強い興味を持っているキャラとして描かれている。

原作だと、見た目や性格では強い特徴のない女性というイメージだった。

波瑠のイメージとはかなり違っていて、見るまでは大丈夫かなと思っていたけど、見てみたらこれはこれで良いですね。単純に好きな女優さんなんでかなり贔屓目かもだけど。

人を殺すということに強い興味を持っている点というのはドラマならではの設定。

ちなみに僕はcomico plusでれ連載している『JADE』(ジェイド)というマンガの主人公のかイメージが近かったので、原作読んでる時にはこのキャラで話を読んでました↓





・事件について



猟奇殺人を扱うドラマとして最も懸念していたのが死体描写についてだった。
グロければいいというわけではないが、話の性質上死体をしっかりとらえないとストーリーの推進力にかなり影響するからだ。

その点は1話でかなりしっかり作り込まれていたのでひと安心した。

この先も大量のお金を身体に詰め込まれた死体とかあるしな。

そして、犯人描写。

特に2話の犯人像は個人的にはとても好きだった。
こういう風にぶっ飛んだ犯人にしてくれると、見てて嬉しくなる。最後にはネウロくらいぶっ飛んだ犯人出そうぜ。






実は去年WOWOWのドラマWでこちらも女性刑事が主演の猟奇殺人がテーマの「石の繭」があった。主演は木村文乃さんでした。こちらもとても良い出来で、こういった良質なドラマが増えてくれたら嬉しいなと思います。

ということで、これからの展開も楽しみなドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」でした。

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